よくある質問
Q1.なぜ語句部分を空欄にした穴埋め形式をとらないのですか?
以前に答えを書き込む形式をとったことがありますが,生徒が写し間違えることがありました。また,空欄箇所しか覚えない生徒もいる問題も起き,板書に時間をとられて進度が遅くなる原因にもなります。授業自体がわかりやすく面白いものであれば(そのためには授業力の向上が不可欠になりますが),生徒は話を聞くことに集中してメモを取るようになります。
Q2.なぜ授業内で頻度をcheckさせる形式をとらないのですか?
すでに頻度付き『一問一答』の参考書が出版されているからです。つまり,頻度を教える授業形式は時代遅れで,如何に流れ・因果関係を教える授業形式の時代だと感じているからです(ただし,内容説明だけで頻度を言わずに生徒に予習させてくるのには,私自身も最初はできなかったので,数年かけて自身の授業に自信が生まれたら取り組んでいくのが良いと思います)。
Q3.なぜテキストの行間に説明書きなどを書きこませるのですか?
どんなに説明がわかりやすく面白かったとしても,ペンを書くなどの作業をさせないと生徒が眠くなる可能性があるからです。大学の講義が眠くなる,見ているだけの映像授業が眠くなることと同じです。
Q4.学習指導要領の範囲で本当に終わりますか?
『授業解説資料』で補填すれば必ず終わります。一番カリキュラム的に厳しい予備校では46時間(通史)・文化史(7.5時間)ということもありましたが,私自身も『授業解説資料』で補填することで消化できました。その予備校で,授業+『授業解説資料』で京都大学に進学した例もあります(論述については質問対応で解消していました)。
Q5.なぜこの価格設定なのですか?
教材の品質を考えると,特に塾・予備校などに通われた経験がある方からは安価すぎるのではないかと言われます。しかし,教員採用が決まった後のことを考慮すると,授業準備のタイムパフォーマンスという問題面よりも,生計面で支障の出ない範囲の月1万円以内に抑えていただきたいという観点から設定しました(自分の生い立ちも関係しているので,興味があれば「教育に関わる塵芥として」をお読みいただければ幸いです)。
Q6.世界史はないですか? 現在のところありません。webサイトは助言などをいただきながらですが,提供している日本史教材は個人で制作したものなので,現在のところ体力が持ちません。しかし,世界史こそ縦軸(時系列)・横軸(地域別)を俯瞰できるテキストが欲しいと私も常々思っており,想定していた以上にニーズも多いことから環境が整い次第着手していきたいと考えています。もし世界史の先生で同じような構成力などをお持ちの方がいればご紹介いただきたいのが本音ですが…。