Q&A
このQ&A(FAQ)は、“なぜこの教材で授業が成立するのか”を説明しています。
【webサイトについて】
Q1.この授業設計はどのような実績がありますか?
A.本サービスは、予備校における実際の授業現場で培った授業設計をもとに作成しています。
板書・展開・発問まで一体化した形で設計しており、単なる知識の整理ではなく、「授業として成立すること」を重視しています。
また、実際の授業においては、2025年度の授業アンケートではA~E段階の評価で、A(大変満足)88%・B(満足)10%という結果をいただいています。
こうした現場での実践をもとに、教育実習生や若手教員の方でも再現できる形に落とし込んでいます。
なお、本サービスは2025年9月から開始したもので、現在はサービス内容の充実を優先しているため、個別のレビュー掲載は順次対応予定です。
【価格・価値について】
Q2. 値段が高くないですか?
A. 価格は教材費ではありません。
「授業準備にかかる時間そのものを引き渡す設計」です。
本サービスは「知識を増やす教材」ではなく、①なぜこの順で教えるのか/②なぜこの図をここで出すのか/③なぜこの話をこのタイミングで入れるのか、
「授業を成立させるための設計そのもの」をまとめて引き渡すサービスです。
板書・展開・発問・間の取り方まで含めた「授業の骨格」を、テキスト・授業音声・授業展開書・PDF資料(PowerPoint対応)で提供しています。
まずは無料体験版で、質感と構成をご確認ください。
Q3. 塾・予備校に通ったことがないのですが、何が違うのですか?
A.「知識」ではなく、「授業そのもの(設計)」を渡します。
多くの教材や予備校の授業は、「説明できる知識」を増やすことを中心に構成されています。
一方、本サービスが提供するのは、それらの知識を、教室で45〜50分の授業として成立させるための構造そのものです。
具体的には、①どこで板書を入れるか/②どの順で展開するか/③どこで問いを投げ、どこで話を入れるか、までを含めた完成済みの授業設計を提供しています。
ここで、Q1で触れた「授業設計の時間の代金」を、具体的に考えてみましょう。
例えば教員1年目が、年間100コマ以上(1コマ45〜50分)の授業を担当するとします。
授業準備(プリント・PowerPoint・授業手順・板書・発問の設計)に、1コマあたり3〜5時間かかる場合、年間で300〜500時間分の準備時間が必要になります。
本サービスは、その授業設計をまとめて提供するものです。時間換算では、1コマあたり数百円程度になります。
つまり、「教材を買う」というより、毎週ゼロから授業を組み立て続ける負担を、大幅に削減できる設計の「時間を買うサービス」とお考えください。
Q4.なぜこの価格設定なのですか?
A.教材の品質を考えると、塾・予備校に通われた経験のある方からは安価ではないかと言われます。しかし,教員採用後の生活を考え、授業準備の効率だけでなく、生計面で無理のない月1万円以内に収まることを重視しました(自分の生い立ちも関係しているので,興味があれば「教育に関わる塵芥として」をお読みいただければ幸いです)。授業準備の負担を現実的に軽減できる価格帯として設計しています。
【使い方・不安について】
Q5.教育実習生はいつ頃に契約するのが良いですか?
A.教育実習生の多くは6月・9~10月が多くなりますが、2~3カ月前から準備しておくのがベストだと思います(教育実習生プランは半年契約なので4カ月前からなどでも十分でしょう)。6月などの教育実習前に慌てて準備している方もいらっしゃいますが、前もって「不安」を「安心」に変えておくことをお勧めします。
Q6.初心者でも使えますか?
A.むしろ初心者向けです。初年度でも”授業が止まらない”構成を前提に設計しています(授業中に詰まらない設計になっています)。ただし、話し方や間の取り方までを縛るものではありませんので、ご自身に合わせて参考にしてください。
Q7.自分の授業スタイルと合うか不安です。
A.この教材は「型」を渡します。契約書にも記載していますが、PDF資料(PowerPoint用)などのアレンジはその後で十分です。まずは、教材を最大限に利用していただき、その後授業力が向上していったら、オリジナリティを出していただければと考えています。
Q8. 近現代が苦手なのですが、どのように扱われていますか?
A. むしろ、近現代こそ最も力を入れている分野です。
近現代が苦手になる最大の原因は、
出来事を“単発の暗記”として扱ってしまうことにあります。
本教材では、
・満州事変と昭和恐慌
・日中戦争の構造
・アジア・太平洋開戦前の外交と意思決定
といった重要単元を、
「なぜそうなるのか」という因果関係から整理し、
流れとして理解できる構成にしています。
また思想史についても、
用語の暗記ではなく、思想同士の関係性や時代背景を軸に、
“全体像”として把握できるよう設計しています。
その結果、バラバラだった知識が”一本の流れ”としてつながり、
生徒が「理解して納得する」授業を再現できるようになります。
なお、近現代についてはすでに、
・明治維新
・産業革命
・太平洋戦争
・高度経済成長
といった単元を無料版として公開しています。
これらだけでも授業として成立するレベルの内容ですが、
全体の流れ・因果関係の設計・授業展開まで含めて扱うことで、
初めて“通史として使える形”になります。
そのため、近現代を“苦手な分野”として扱うのではなく、
“得意分野として授業できる状態”へと引き上げることを前提に設計しています。
この構造は、通史全体で再現できるよう設計されており、有料版ではそれを一体として提供しています。
Q9.文化史で「どの時代かわからなくなる」ことはありませんか?
A.文化史についてもB4用紙1枚で対応できるように収録しています。本サービスでは時代ごとに分断して覚えるのではなく、「時代」と「テーマ(建築・絵画・文学・芸能など)」を一体で俯瞰できる構成となっています。これにより、文化の特徴と時代の対応関係を同時に把握することが可能になります。そのため、テーマで学習しても時代を取り違えることが起きにくい構成となっています。
実際の授業でも、この部分で理解が大きく変わる生徒が多い単元です。
※無料版にも一部掲載しておりますので、ぜひご確認ください。
Q10.テキストだけではダメですか?
A.テキストは“構造”、音声と展開書が“構成(授業の流れ)”、PDF資料(PowerPoint用)が“補助機能”です。最初は“構成”である音声と展開書を活用していただき、その後オリジナリティを出して“再構成”していただければと思います(「授業力の向上方法」にも書いてあるので興味があればお読みいただければ幸いです)。
Q11.教材はどこまで改変して使えますか?
A.テキストは基本的にそのまま使ってください。
授業の流れ・板書・発問まで一体で設計されているため、
内容を書き換えたり順序を変えたりすると、授業としての完成度が下がり、意図した理解の流れや因果関係が崩れる可能性があります。
一方で、PDF資料(スライド)は自由に編集して構いません。
必要なものだけ使ったり、ご自身で作成した資料を追加することも可能です。
※一部スライドは板書内容を再現したものも含まれています
Q12:最終的に、どのような授業を目指すべきですか?
A.テキストに沿って進めながら、最終的には「自分の言葉」で授業ができる状態を目指してください。
テキストには、授業の流れ・板書・発問までが一体で設計されています。
まずはそれに従うことで、安定した授業ができるようになります。
そのうえで、少しずつ自分の言葉で補足したり、説明の仕方を工夫したりしながら、
「自分の授業」へと育てていってください。
教材は、授業を支えるための「レール」です。
そのレールの上で、どのように語るかは、あなた自身に委ねられています。
・どのタイミングで板書するか
・どこであえて説明を止めて考えさせるか
・どの言葉なら生徒に伝わるか
こうした部分にこそ、授業の個性が現れます。
この教材によって授業設計の負担から解放され、その分のエネルギーを**「目の前の生徒と向き合う授業」**に使ってください。
【授業設計の考え方について】
Q13.なぜ語句部分を空欄にした穴埋め形式をとらないのですか?
A.大学生時代に答えを書き込む形式の授業をしたことがありますが,生徒が写し間違えることがありました。また,空欄箇所しか覚えない生徒もいる問題も起き,板書に時間をとられて進度が遅くなる原因にもなります。授業自体がわかりやすく面白いものであれば(そのためには授業力の向上が不可欠になりますが),生徒は話を聞くことに集中してメモを取るようになります。
Q14.なぜ授業内で頻度をcheckさせる形式をとらないのですか?
A.すでに頻度付き『一問一答』の参考書が出版されているからです。つまり,頻度を教える型は参考書で済むもので,私自身は、流れ・因果関係を重視した授業形式の方が、現在の学習には適していると感じています(ただし,内容説明だけで頻度を言わずに生徒に予習させてくるのには,私自身も最初はできなかったので,数年かけて自身の授業に自信が生まれたら取り組んでいくのが良いと思います)。
Q15.なぜテキストの行間に説明書きなどを書きこませるのですか?
A.どんなに説明がわかりやすく面白かったとしても,ペンを書くなどの作業をさせないと生徒が眠くなる可能性があるからです。大学の講義が眠くなる,見ているだけの映像授業が眠くなることと同じです。
Q16.学習指導要領の範囲で本当に終わりますか?
A.『授業解説資料』で補填すれば必ず終わります。一番カリキュラム的に厳しい予備校では46時間(通史)・文化史(7.5時間)ということもありましたが,私自身も『授業解説資料』で補填することで消化できました。その予備校で,授業+『授業解説資料』で京都大学に進学した例もあります(論述については質問対応で解消していました)。
Q17.世界史はないですか?
A.現在のところありません。webサイトは助言などをいただきながらですが,提供している日本史教材は個人で制作したものなので,現在のところ体力が持ちません。しかし,世界史こそ縦軸(時系列)・横軸(地域別)を俯瞰できるテキストが欲しいと私も常々思っており,想定していた以上にニーズも多いことから環境が整い次第着手していきたいと考えています。もし世界史の先生で同じような構成力などをお持ちの方がいればご紹介いただきたいのが本音ですが…。